こんにちは!
小さな表札メーカーの窓口のお仕事をしている「札子(ふだこ)」です。
今回は、ステンレス切り文字表札を購入する時に気をつけたいことのお話をしたいと思います。
ステンレス切り文字表札とは?
まず、「ステンレスの切り文字表札って何?」ということですが、下記のような表札です。
ステンレス板を文字の形にレーザーカットして作成する、今人気の表札です。
ステンレス切り文字表札を購入する時に気をつけたいこと
ここでは、ステンレス切り文字表札を購入する時に気をつけたいことをまとめました。
購入を検討されている方に、「こんなことがあるのね!」とお役に立てたら幸いです♪
表札のサイズを確認しましょう!
楽しみにしていた表札が届いた!
さぁ!取り付けよう(*^^)v
・・・とすると、思っていたより小さかったor大きかったなど、思っていたサイズ感と異なることがあります。
たいていの表札販売ショップは表札購入後、実際に表札のサイズが分かるデザイン画を送ってくれるはずですので、どのくらいになるか実際に取り付け場所に合わせてみましょう。
制作後はサイズの変更ができませんので、注文時やデザイン画の段階できっちりサイズを確認することが大切です。
取り付け可能な表札かを確認しましょう!
取り付け場所に穴をあけて、ボルトを差し込んで取り付けすることが多い、ステンレスの切り文字表札。
ちゃんと希望の場所に取付できるかを確認しましょう。
せっかく注文した表札だったのに、取り付けできない!というような事例が結構あります。
今までに私が経験した、取り付けが難しいと言われたお客様の例をご紹介します。
早めにハウスメーカーさんや業者さんに「こんな表札をつけたいんですが・・・」と相談してみましょう。
ガルバニウム鋼板への取り付け
おしゃれな注文住宅やデザイナーズハウスの外壁として使用されていることがある、ガルバニウム鋼板。
外壁素材として人気の素材ですが、穴をあけての表札取り付けが難しい素材として、よくお話をお聞きします。
- 凹凸があるため、表札を平行に合わせずらい。
- 取り付け穴をあけると内部に雨などが入り込み、家自体の耐久性が落ちる
- 違う金属であるステンレスと接触すると、”電食”という反応がおこり、錆びや劣化の恐れがある
上記のような理由で、ハウスメーカーさんや業者さんから施工を断られることがあります。
場合によっては、穴をあけると家自体の保証がなくなるということもお聞きすることがありますので、
ガルバニウム鋼板への取り付けを考えられている方は、必ずハウスメーカーさんや業者さんの確認を取るようにしましょう!
中が空洞になっている機能門柱(アルミ柱)など、壁厚(板厚)の薄い場所への取り付け
建売などで採用されている機能門柱など、壁厚(板厚)の薄い場所へのお取り付けには注意が必要です。
※機能門柱:ポストやインターフォン・照明器具や表札などの門周りの多種類のアイテムが設置できる門柱のことです。
上記のように、見てすぐに壁厚(板厚)が薄いと分かる門柱もありますが、
一見すると木製柱の門柱に見えるような機能門柱などもありますので、注意が必要です。
上記の門柱は、木目のシートで覆われていますが、中は空洞のアルミ門柱です。
機能門柱は、裏留めナットや裏留めボルト、その他表札販売ショップ推奨の部品を使用しないと取付できない場合や、部品を使っても取り付けが難しい場合があります。
※これは一例として、メロディーデザイン楽天市場店さんの中空壁用取付金具です |
これは、表札と取り付け場所の仕様によって異なりますので、下記の点と合わせて表札販売ショップに問い合わせてみましょう。
- 希望の表札(品番や表札名)
- 機能門柱の場合はメーカーや門柱の名前、なんらかの板の場合(フェンスなど)は板の素材と厚み
- 取り付け場所の写真(正面・横・背面)
※機能門柱への適合確認は実施していない表札販売ショップもあるようです。その場合は、門柱メーカーへ確認・業者さんに依頼してみるなどしてみて下さいね。
ステンレスって錆びない・・・訳じゃないんです!
ステンレスって錆びないというイメージがあるかと思うのですが、絶対に錆びないものではありません。
錆びにくい素材ではあるのですが、使用条件や周辺環境によっては、「もらい錆び」というものを受ける場合があります。
周囲に工場がある・海の近くのため潮風がふく・・・などなど、様々な環境要素で錆びが発生する可能性があるんです。
身近な例としては、うっかりステンレス製のキッチンにスチール缶などを放置した時に「もらい錆び」が発生することがありますね。
私もやってしまったことがあります・・・。
なんとか少しでも錆びの影響を防ごうと色々な工夫をされているのですが、こればかりは環境相手のこともあり、絶対に大丈夫!ということはないかと思います。
せっかく気に入って購入した表札です。
汚れが付着したら柔らかい布等で拭く・・・等々のメーカー推奨のお手入れを行い、長く綺麗な我が家の顔として活躍してもらいましょう♪
まとめ
今回は、ステンレス切り文字表札を購入する時に気をつけたいことのお話でした。
私が今まで経験したことがお役に立てばいいなと思い、文字ばかりの記事になってしまいましたが(;^_^A
あなたのお役に立てれば嬉しく思います♪